セミシュリンク包装とは、冷凍食品などの包装に使用されるシュリンク包装の一種です。輸送時のフィルムの凹みや冷凍による強度低下を防ぎやすく、ハイシュリンクよりも熱収縮率が低いため、容器の変形を抑えて包装できます。ここでは、セミシュリンク包装の特徴や主な用途、実際の事例を紹介します。
シュリンク包装には、主にセミシュリンクとハイシュリンクの2種類があります。シュリンクフィルムとは、加熱によって収縮するフィルムのことです。このうちセミシュリンクを使用した包装を「セミシュリンク包装」と呼びます。
セミシュリンクまたはハイシュリンクのフィルムを梱包対象にゆとりを持たせて巻き付け、シュリンクトンネルに通してフィルムを収縮させます。
セミシュリンクは、以下の特徴を備えます。
具体的な特徴は製品で異なりますが、耐寒性が高く、水分透過性が低いため、基本的には冷凍食品の包装に適しています。
セミシュリンクとハイシュリンクの違いをご紹介します。
セミシュリンク包装は、以下の製品で利用されています。
具体例として、フィルムの凹みで内容物が傷みやすい精肉、内容物が付着しやすい総菜、突起でフィルムが破れやすい干物が挙げられます。また、解凍後にフィルムがたるみやすい冷凍食品、重ねると重量でフィルムが凹みやすい練り製品などにも用いられます。
凹みやたるみが生じにくい特性を生かし、豚肉や鶏肉、中華総菜、佃煮、カマボコ、おでんなどに採用しています。また、曇りにくい特性から、マイタケやエリンギ、ミョウガなどの包装、尻尾でフィルムが破れやすい冷凍エビの包装に活用しています。
参照元:旭化成株式会社(https://www.asahi-kasei.co.jp/suntec-s/suntec-s/use.html)
OEMで提供するペットボトル飲料に、セミシュリンク包装を用いた事例です。具体的には、充填容量50ml・65ml・100mlのペットボトル容器の包装に使用しています。これらのサイズは、市販のペットボトル飲料の中でも小さいサイズです。包装範囲はペットボトルの肩口までとなっており、pH4未満の清涼飲料水に活用しています。
参照元:旭化成株式会社(https://www.e-expo.net/materials/010289/0007/index.html)
下記のページでは、「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。


※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点