多くの書店では、書籍の汚れや傷を防ぐため、熱で収縮するフィルムを密着させるシュリンク包装を行っています。本記事では、書籍包装の課題やシュリンク包装するメリット、注意点を解説します。
販売時まで書籍を良好な状態に保つためには、表紙や中身だけではなく、帯を含めた商品全体を傷や汚れから守ることが課題です。
書店では、不特定多数の来店客が立ち読みをしたり、目的の本を探したりする際に書籍を手に取るため、販売前の商品に傷や汚れが付くことがあります。立ち読みできる状態では何度も手に取られやすいため、販売前の商品を傷や汚れから保護する包装が必要です。
書籍が包装されていないと店頭で中身を閲覧できるため、立ち読みを制限したい店舗では対応が必要です。商品の内容を閲覧できない状態に包装しながらも、興味・関心を持ってもらえるような包装が課題です。
書籍をシュリンクフィルムで覆うと、店頭で直接触れられた際の傷や汚れを抑えられるメリットがあります。透明のフィルムを本の形に沿って密着させるため、表紙を確認できる状態のまま陳列できるのも特徴です。フィルムを破らなければ中身を閲覧できないため、立ち読みを防ぐためにも利用できます。
コミックの全巻セットなど、複数の商品をまとめて販売する場合にもシュリンク包装が役立ちます。個々の商品を別々に包装する必要がない場合は、まとめて包装することで手間を抑えられるのもメリットです。複数冊をひとまとまりにできるため、セットを構成する書籍がばらばらになりにくく、決められた組み合わせを維持した状態で陳列・販売しやすくなります。
シュリンク包装機を使用すると、手作業で包装するよりも書籍を効率よく処理しやすくなるのがメリットです。特に必要な処理量に対応した自動包装機を選択すれば、大量に包装したいときに役立ちます。店舗で継続的に多くの書籍を包装する場合は、処理能力に合った機種を導入することで、包装作業にかかる時間や人手を抑えやすくなります。
フィルムのサイズが合っていないと適切に収縮しにくいため、包装する書籍の長さや厚さに合ったフィルムを選ぶことが重要です。同じサイズのフィルムですべての書籍に対応するのではなく、書籍ごとの寸法を確認して適切なフィルムを準備しましょう。
包装機によって処理可能な冊数が異なるため、一日に処理する冊数を踏まえて選びましょう。繁忙時の作業量を考慮すると、通常時より処理量が増えた場合に必要となる処理能力を検討しやすくなります。
書籍のシュリンク包装では、扱う本のサイズや冊数、店舗の作業環境を考慮することが大切です。雑誌やコミック、文庫などの種類ごとにフィルムを選び、必要な量を処理できる包装機を選びましょう。
「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。


※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点