本記事では、シュリンクラベルとタックラベルの特徴や違いを解説します。
シュリンクラベルとは、熱で収縮し、容器に密着するフィルム製のラベルです。次の工程を経て、商品に取り付けられます。
シュリンクラベルは、粘着剤を使用しません。熱でフィルムを収縮させる点が特徴です。
シュリンクラベルは、主に次の用途で用いられています。
具体例として、ミネラルウォーターやドレッシングが挙げられます。
シュリンクラベルのメリットは、熱で収縮してさまざまな形状の容器に密着する点です。内容物を密閉・保護する働きもあるため、アルミ鍋を容器にした食品の包装にも用いられています。ただし、フィルムを収縮させる目的で熱処理が必要になるため、商品によっては利用できない点がデメリットです。
以下の記事では、シュリンクラベルについて詳しく解説しています。理解を深めたい方は参考にしてください。
タックラベルは、裏面に粘着剤が塗布されているラベルです。次の三層構造になっています。
裏面の剥離紙を剥がして、商品に貼り付けます。表面基材・粘着剤・剥離紙には、さまざまな選択肢があるため、仕上がりのイメージや商品の素材、ラベルの貼り付け方法などを踏まえて組み合わせを検討することが重要です。
タックラベルは、主に次の用途で用いられています。
具体例として、総菜の食品表示や日本酒のラベルが挙げられます。
粘着剤で貼り付けるため、熱に弱い商品にも使用できます。ただし、複雑な形状の容器には、貼り付けられない点がデメリットです。
破れや剥がれが生じにくいフィルムを使用したシュリンクラベルは、耐久性に優れています。タックラベルの耐久性は使用する素材で異なりますが、粘着剤で貼り付けるためシュリンクフィルムに比べると低くなる傾向があります。
また、フィルムで容器を覆うシュリンクラベルに比べると、タックラベルの密閉性は低くなります。
シュリンクラベルには熱処理用の設備が必要になるため、一般的には初期コストと運用コストがタックラベルより高くなります。タックラベルは大規模な設備を必要としないため、初期コストと運用コストを抑えやすいラベルです。
シュリンクラベルは、熱で収縮するフィルムが容器全体に密着する特性を活かし、複雑な形状の容器や耐久性を求める商品の表示や保護に適しています。タックラベルは、裏面の粘着剤で商品に貼り付ける仕組みを活かし、熱に弱い商品や製造コストを抑えたい商品の表示に適しています。求められる性能やコストを踏まえて、用途に合うラベルを選ぶことが大切です。
「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。


※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点