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シュリンク包装と真空パックの違い

本記事では、シュリンク包装と真空パックの違いを解説します。

シュリンク包装とは?

商品を包装する流れ

シュリンク包装は、熱で収縮するフィルムを商品に密着させる包装方法です。一般的には、以下の流れで商品を包装します。

  1. 包装したい商品をシュリンクフィルムで包む
  2. 熱風を発するシュリンクトンネルやヒートガンを使用する
  3. シュリンクフィルムが収縮して商品に密着する
  4. 異物の混入やフィルムのしわなどの異常を検査する

シュリンク包装の種類

シュリンク包装には、複数の種類があります。主な種類は、次の通りです。

包装する商品に合わせて、さまざまな方法が用いられています。

主な用途

シュリンク包装は、たとえば次のような商品に用いられています。

カップ麺には、ラベル型やピロー型でシュリンク包装がされています。

以下の記事では、シュリンク包装の原理を解説しています。基本構造やメリット、課題などを理解したい方は参考にしてください。

シュリンク包装の原理とは?
について詳しく見る

真空パックとは?

商品を包装する流れ

真空パックは、専用機械でパッケージ内部の空気を抜き、密封する方法です。一般的には、次の流れで商品をパッケージします。

  1. 商品を包装に適した状態にする
  2. ガスバリア性の高い専用フィルムに商品を入れる
  3. フィルムを専用機械にセットする
  4. 内部の空気を吸引し、密封する
  5. 正しく密封されていることを検査する

主な用途

真空パックの主な用途は、次の通りです。

真空パックは、主に食品の鮮度を保つ目的で用いられています。真空状態にすることで、商品の酸化やカビ・微生物の繁殖を抑えやすくなります。また、防湿性や防塵性、省スペース性などの特長から、食品以外にも活用されています。

シュリンク包装と真空パックの違いとは?

保存性

真空パックは、シュリンク包装と比較して保存性が高い傾向にあります。パッケージ内部から空気を抜くことで、商品の酸化や微生物の繁殖を抑えられるためです。シュリンク包装も商品に密着しますが、内部には空気が残っています。

外観

シュリンク包装は、商品の見た目が分かる状態で保護できます。真空パックよりも薄く、光沢のあるフィルムを使用するため、内容を視認しやすい傾向があります。

熱の加え方

シュリンク包装と真空パックのどちらにも、包装時に熱を加える工程があります。シュリンク包装ではフィルム全体に、真空パックではシール部分のみに熱を加えます。加熱方法が異なるため、使用する包装機器も異なります。

用途に合わせてシュリンク包装と真空パックを使い分けよう

特殊フィルムを密着させるシュリンク包装は、外観を見せて陳列したいペットボトル飲料や缶詰、文具、化粧品などの包装や異物の混入を防ぎたい場合などに適しています。一方で、内部の空気を抜いて保存性・防塵性などの向上を図る真空パックは、酸化や微生物の繁殖を抑えたい食料品や工業製品の包装などに適しています

どちらの方法でも、収縮や脱気で包装をコンパクトにできる点は共通しています。両者の違いを踏まえて、用途に応じた包装方法を選択することが重要です。

【目的別】
おすすめシュリンク包装機3選

「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。

食品類・洗剤などの異形容器
デザインボトル、瓶・缶など
日本テクノロジーソリューション
引用元:日本テクノロジーソリューション公式HP https://pack.solution.co.jp/products/index4.html
凹凸のある容器
美しく包装したい
TORNADO®
(日本テクノロジーソリューション)
おすすめの理由
  • 特許取得の熱旋風式でムラのない仕上がりを実現
  • 加熱時間は約1秒で、熱に弱い内容物に影響を与え
主な導入企業・業界

キューピー、味の素食品、ロート製薬、富士薬品、資生堂、花王、マンダム、P&G、アース製薬

菓子類の箱やトレイ食品
ティッシュ箱など
成光産業
引用元:成光産業公式HP https://seikosan.com/products/shrink/modular/#modular01
シンプルな容器
簡単に包装したい
トンネル型モジュラーシリーズ
(成光産業)
おすすめの理由
  • 対象物のサイズが変わってもPボタンを押すだけで完了
  • シール線の強制水冷により、長時間の連続作業が可能
主な導入企業・業界

飲食業、EC事業、インターネット通販事業、倉庫業

大ロットのボトル・瓶
など
ハナガタ
引用元:ハナガタ公式HP https://www.hanagata.co.jp/products/sleeve-square/
複数の容器
まとめて包装したい
スリーブ・四方シール包装機
(ハナガタ)
おすすめの理由
  • 1分で最大20パックとスピーディーな処理能力を発揮
  • ヒートシール対応で重量のある製品も高強度で包装
主な導入企業・業界

ティーケーシン、ワールド、田中屋、ヤマリア

※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点