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シュリンク包装とストレッチ包装の違い

本記事では、シュリンク包装とストレッチ包装の特徴と違いを解説します。

シュリンク包装とは?

使用するフィルムと基本的な仕組み

シュリンク包装とは、加熱により収縮する特殊なフィルム(シュリンクフィルム)を使用する包装形態です。基本的な包装の流れは、次の通りです。

  1. シュリンクフィルムで製品を包む
  2. 包装した製品をシュリンク包装機で加熱する
  3. シュリンクフィルムが熱で収縮して製品に密着する

シュリンクフィルムには、製品名などの情報を印刷できます。

主な用途

シュリンク包装は、さまざまな分野で活用されています。主な用途は、次の通りです。

たとえば、カップラーメンや書籍の外装に用いられています。また、包装や梱包、発送の際に、複数の製品をまとめて段ボールやトレイに固定する方法としても、シュリンク包装が効果的です。

シュリンク包装については、以下の記事で詳しく解説しています。特徴を理解したい方は、ぜひ参考にしてください。

ラベルシュリンク包装
について詳しく見る

ストレッチ包装とは?

使用するフィルムと基本的な仕組み

ストレッチ包装は、伸縮性のあるフィルム(ストレッチフィルム)を、パレット上に積み重ねた荷物に巻き付けて、荷崩れや落下、荷抜けなどを防止する梱包方法です。巻きつけたフィルムが収縮する力を利用して荷物を固定します。

基本的な包装の流れは、次の通りです。

  1. 製品をパレットに積む
  2. パレットの角にストレッチフィルムを固定する
  3. ストレッチフィルムを引っ張りながら回転させてパレットの底を包む
  4. ストレッチフィルムが半分程度重なるように意識しながら上方向へ巻き付けていく
  5. 製品の上部は2〜3周程度回転させて包む
  6. ストレッチフィルムをカットして密着させる

ストレッチフィルム包装機を使って巻き付ける方法もあります。

主な用途

ストレッチ包装は、製品出荷時の荷崩れや落下、荷抜けなどを防ぐ目的で利用されています。主な用途は、次の通りです。

具体的には、ボトル入り飲料やセメントなどの包装に利用されています。

シュリンク包装とストレッチ包装の違いとは?

性能

シュリンク包装は、フィルムが製品に密着するため、密閉性や防湿性を保ちやすい構造です。製品の保存目的に利用できます。また、印刷したフィルムを使って、ブランディングも行えます。

ストレッチ包装は、製品の固定に適した梱包方法です。比較的少ない工程で、パレットに製品を固定できます。手巻きで対応できるため、大規模設備を導入せず運用できる点も特徴です。

コスト

シュリンク包装は、シュリンクトンネルや工業用ドライヤーなどの熱源を要するため、設備費や光熱費がかかります。ストレッチ包装に比べて、初期コストと運用コストが高くなります。

ストレッチ包装は、手巻きでも対応でき、設備を導入する場合でも熱源を必要としません。初期コストと運用コストを抑えやすい梱包方法です。

用途に合わせてシュリンク包装とストレッチ包装を使い分けよう

シュリンク包装は、フィルムを熱収縮させて製品に密着させることで密閉性や防湿性を確保できるため、複数製品の固定や外装の保護、ブランディングなどを行いたいときに適しています。ストレッチ包装は、伸縮性フィルムをパレット上の荷物に巻き付けて固定し、出荷時の荷崩れや落下、荷抜けを防止できるため、コストを抑えて手順を簡略化したいときに適した方法です。用途に合わせて、適切な包装方法を選択しましょう。

【目的別】
おすすめシュリンク包装機3選

「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。

食品類・洗剤などの異形容器
デザインボトル、瓶・缶など
日本テクノロジーソリューション
引用元:日本テクノロジーソリューション公式HP https://pack.solution.co.jp/products/index4.html
凹凸のある容器
美しく包装したい
TORNADO®
(日本テクノロジーソリューション)
おすすめの理由
  • 特許取得の熱旋風式でムラのない仕上がりを実現
  • 加熱時間は約1秒で、熱に弱い内容物に影響を与え
主な導入企業・業界

キューピー、味の素食品、ロート製薬、富士薬品、資生堂、花王、マンダム、P&G、アース製薬

菓子類の箱やトレイ食品
ティッシュ箱など
成光産業
引用元:成光産業公式HP https://seikosan.com/products/shrink/modular/#modular01
シンプルな容器
簡単に包装したい
トンネル型モジュラーシリーズ
(成光産業)
おすすめの理由
  • 対象物のサイズが変わってもPボタンを押すだけで完了
  • シール線の強制水冷により、長時間の連続作業が可能
主な導入企業・業界

飲食業、EC事業、インターネット通販事業、倉庫業

大ロットのボトル・瓶
など
ハナガタ
引用元:ハナガタ公式HP https://www.hanagata.co.jp/products/sleeve-square/
複数の容器
まとめて包装したい
スリーブ・四方シール包装機
(ハナガタ)
おすすめの理由
  • 1分で最大20パックとスピーディーな処理能力を発揮
  • ヒートシール対応で重量のある製品も高強度で包装
主な導入企業・業界

ティーケーシン、ワールド、田中屋、ヤマリア

※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点