本記事では、シュリンク包装とストレッチ包装の特徴と違いを解説します。
シュリンク包装とは、加熱により収縮する特殊なフィルム(シュリンクフィルム)を使用する包装形態です。基本的な包装の流れは、次の通りです。
シュリンクフィルムには、製品名などの情報を印刷できます。
シュリンク包装は、さまざまな分野で活用されています。主な用途は、次の通りです。
たとえば、カップラーメンや書籍の外装に用いられています。また、包装や梱包、発送の際に、複数の製品をまとめて段ボールやトレイに固定する方法としても、シュリンク包装が効果的です。
シュリンク包装については、以下の記事で詳しく解説しています。特徴を理解したい方は、ぜひ参考にしてください。
ストレッチ包装は、伸縮性のあるフィルム(ストレッチフィルム)を、パレット上に積み重ねた荷物に巻き付けて、荷崩れや落下、荷抜けなどを防止する梱包方法です。巻きつけたフィルムが収縮する力を利用して荷物を固定します。
基本的な包装の流れは、次の通りです。
ストレッチフィルム包装機を使って巻き付ける方法もあります。
ストレッチ包装は、製品出荷時の荷崩れや落下、荷抜けなどを防ぐ目的で利用されています。主な用途は、次の通りです。
具体的には、ボトル入り飲料やセメントなどの包装に利用されています。
シュリンク包装は、フィルムが製品に密着するため、密閉性や防湿性を保ちやすい構造です。製品の保存目的に利用できます。また、印刷したフィルムを使って、ブランディングも行えます。
ストレッチ包装は、製品の固定に適した梱包方法です。比較的少ない工程で、パレットに製品を固定できます。手巻きで対応できるため、大規模設備を導入せず運用できる点も特徴です。
シュリンク包装は、シュリンクトンネルや工業用ドライヤーなどの熱源を要するため、設備費や光熱費がかかります。ストレッチ包装に比べて、初期コストと運用コストが高くなります。
ストレッチ包装は、手巻きでも対応でき、設備を導入する場合でも熱源を必要としません。初期コストと運用コストを抑えやすい梱包方法です。
シュリンク包装は、フィルムを熱収縮させて製品に密着させることで密閉性や防湿性を確保できるため、複数製品の固定や外装の保護、ブランディングなどを行いたいときに適しています。ストレッチ包装は、伸縮性フィルムをパレット上の荷物に巻き付けて固定し、出荷時の荷崩れや落下、荷抜けを防止できるため、コストを抑えて手順を簡略化したいときに適した方法です。用途に合わせて、適切な包装方法を選択しましょう。
「凹凸のある容器を美しく包装したい」(仕上がり重視)、「シンプルな容器を簡単に包装したい」(効率重視)、「複数の容器をまとめて包装したい」(集積重視)という3つの目的別におすすめのシュリンク包装機をご紹介します。


※参照元:日本テクノロジーソリューション公式HP(https://pack.solution.co.jp/lp/)
2025年1月10日調査時点